おいもの人生ケセラセラ

40代主婦。子育ての日常と認知症母のこと。

ほう・れん・そう は、大切!

久しぶりのブログ。

このブログは、主に認知症の母の介護を通して感じたことや気づきを書いていこうと思っているが、最近、なんとも母の調子が良いようで。

最近は、それほど大きな事件もなく、平穏に日々が過ぎていっている印象なのだ。

有難いことだ。

 

ちょっとした事件、というほどでもないのだが、
記録として書いておこう。

タイトルの通り、ほうれんそう(報告、連絡、相談)は大事だなぁと改めて感じたお話。


毎週金曜日のデイサービスでのこと。
先週の金曜日、帰宅した母とテレビ電話しようと、アレクサをつなぐと
何やら父が電話中。どうやらデイサービスにかけている模様。
少し時間をおいてテレビ電話し直すと、
送りをしてもらった際、スタッフから
今度から、着替えとタオル類を持たせてください。お風呂に入るので!
と、言い渡されたと。
隣で母が、「お風呂は入りたくない…」と言っているのに、
強制的に入るよう促すような言い方だった、と。
その日の連絡帳には、『入浴しましたがシャワーのみ』と書かれており、
入浴を希望していないのに、「????」となったようだ。

 

 

デイサービスのスタッフさんは、「入浴は強制ではありません、申し訳ありません」と
電話口で謝ってくださったようだ。
その日、時計を忘れてきた母、その日の夜、
スタッフさんが届けてくださり、重ねてお詫びしてもらった、と。

 

クレーマーだと思われると嫌だから、あまり強くは言ってない、と父。
父は、正義感の強さと短気な性格ゆえに、
内容によっては割とけんか腰になってしまうので、心配していたのだが、
父も母の為を思って加減した様子。

以前、私はデイでの母の失禁について相談の電話をした。
その時話したスタッフさんが、お風呂も入ってほしい、と
母の入浴を強く勧めていたのだ。
母の服から尿臭がすることから、(最近はパッドをしたり、尿臭の染み込んだズボンは取り替えたりしたので、幾分良くなっているはず)、
お風呂に入れていないのでは。と推測しているようだった。

一応、母は毎日お風呂に入っている(…が、どのように入浴しているかは謎だが…)。
洗えていないにしても、湯舟には浸かっているはず。
湯船に入っていれば、多少なりとも汚れは落ちているはず。

 

家で入浴はできているので、デイでの入浴は
本人が必要と思っていない、また、家族もまだ必要としていないので、
断っていたはずなのだ。

今回のことは、デイスタッフと、家族間の情報のやりとりが
少なかったせいで起こったことのような気がしている。
私は離れているので、デイの連絡帳を書くことはできないのだが、
本当は母の日頃の生活の様子を書いてあげたい。

一日預かる側としては、その情報を基に、
入浴支援はじめ、様々な支援を考えてくれるはず。


私は保育士の資格を持っており、保育士をしていた頃は子供を預かる側だったが、
その子のおうちでの様子などは、保育生活に必要な情報だったりする。

一日預かる、という点。
認知症があり、質問しても的を得ない回答などが多い点。
この二点からも、やはり家族からの情報はある程度必要だろう。

母を一緒に見守ってもらう、という気持ちは、
家族も持っていないといけない、と今回のことで改めて感じた。
お互いの意思疎通は大切。

主介護者の父にも、このことを理解してもらわないといけないな。

今回のことを通して、介護者家族と施設側との情報のやり取り、
意思疎通の大切さ、信頼関係を築くための会話、
その大切さを学んだ気がする。

お互い母の為を思ってのこと。
今後も良い方向に進むことを祈っている。

母の塗った塗り絵。恵方巻が伊達巻みたい!色味が優しい感じで何だかホッとした。願い事が叶いますように🙏🏻